イングランドで・・・
イングランドで・・・と読んで、なんだこの女は、まさか英国でまで野グソしたのか?!と、驚かれたでしょうが、そうなのです。したのです。(恥)
イギリスでは日本と同じで、車は右ハンドルで左側通行なのでずっとレンタカーで移動しておりました。

一緒に行った友人(hitomiちゃん)をヒースロー空港で見送って、後はしばらく一人で移動です。ほんで目的地のトラブゾンという南部の港町に向かったのであった。
空港からハイウェイをぶっ飛ばしていたら、急にすごい渋滞につかまった。
電光掲示板の表示を見ていると4車線のウチ3車線を塞ぐ大事故があった模様。
予定では、2時間くらいで目的地へ着く予定が、なんと着いたら夜中の1時過ぎだった。

イギリスのハイウェイは全て無料なので、ワシは仕方なくどこかのSAで車の中で寝ようと思って、明るい大きなSAを探したけど、田舎方面なので、そんなモノは無かったのだった。
ほんで、ハイウェイを行ったり来たりしてたけど、そのうちまた膀胱が暴行状態になって来た。

ハイウェイには、ところどころちゃんとトイレもあるんだけど、運が悪い事にその田舎方面では全く見つけられなかった。
頭の中に『野ション』という言葉が浮かんだ。
「イヤイヤイカン!いやしくも由緒正しきお貴族様のお国やで。アトリとスピリの祖国やでぇぇ。イギリスに来てまで野ションしたなんて誰にも言われへんがなぁぁ。」
しっかりネットで公開してるけど。。。

でも、でも、もう限界やぁぁぁぁっ!
私は決心した。野ションするっ!
路肩にはたくさんの【P】があって、休憩したり出来るようになっている。
私は、そこに車を停めて、前後のドアを開けてその間に隠れて、後続のヘッドライトが途切れたのを待ってましたとばかり、させていただきました。

その後、やっぱり眠れもせず、ハイウェイを走ったり、横道に逸れて草原の田舎道を走ったりしていた。
そのとき、とても感動的な光景に逢った。
真っ暗な道をヘッドライトだけを頼りに走っていると、何かがワラワラと横切る。
超ロースピードでトロトロ走って、ワラワラの正体を見ようと目をこらすと、なんとそれは野ウサギの大群だった。
車が来たんだから避けて草原へ行けばいいのに、ウサギ達はわざわざ前を横切って土手の方へ走って行く。
それは、もう数え切れないほどの大群なのです。
さすがピーターラビットの故郷です。ピーターラビットがワラワラ居たのでありました。

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