トルコ旅行記
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4/26 カッパドキア Cappadocia


エルマル・キリセのフレスコ画
ギョレメ・オープンミュージアム
今日はペンションのフセインツアーでギョレメ・ユルギュップ・カイセリのカッパドキア三角地帯へ出かける。先ずは奇岩のギョレメ・オープンミュージアムへ行く。地域一帯を屋外の博物館としている。10世紀〜11世紀ごろの聖堂岩窟が集中している。殆どの壁画の肖像の顔は削られてしまっている。これは何処の国でも見られるが、支配する宗教が違うとその前の異宗教の遺産は壊されてしまう運命にあるようだ。クネクネと階段を上ったり降りたりしながら、拾い博物館を見て歩いた。
ウチヒサール

後ろがウチヒサール

中央になだらかなカーブを描いて細く高く城が建っている。奇岩が周りを取り巻くように張り付いた町が続く。すべて自然の岩をくり抜いて出来た建物なのだ。城はクルクルと回りながら上って行く。途中、色々な部屋を通るが、天井が低い事を除けばどの部屋もきちんと四角くくり抜いてあり、その労力は驚くばかりである。 城の頂上はカッパドキア地方を見渡せるパノラマが広がる。
ゼルベ谷

キノコ岩

ゼルベ谷一帯には、有名なキノコ岩が連立している。キノコ岩とは長い年月、風雨に削られた岩がキノコの様な形をしているところからそう言われる。キノコの傘の部分は堅い地層でその下は柔らかい地層。そのため堅い地層の部分が下の地層よりも大きく残される。その部分がキノコの傘の様に下の地層の上に乗っかっているのである。なかなか面白い形の岩がたくさん並んでいる。しかし、天気が良すぎて長い長い道を汗だくで歩いた。行こうと思う人は帽子は必携なのだ。岩しかないので、木陰なんてないのだ。

ゼルベ谷とキノコ岩

 高い絶壁の途中から除いているヒトが居る。そこへ登って行くのだとフセインが言う。どひゃ〜っである。下から見ているととても登れそうな所ではないのだ。足を必死で伸ばして次の足がかりに足を置く。身体ひとつがやっと通れるくらいの穴を登って行ったりフセインを台にして踏んで登ったりしなければならなかった。でも、50cmほど張り出したそのテラスもどきに出て下を見た時には、爽快感と共に下から見ている観光客達に優越感を覚えた。(^。^;)  普通のツアーで来ると、少しは登れるだろうけどココまではきっと登らせてはくれないに決まっているのだ。フセインのツアーにして良かった。これぞ個人旅行の面白いところぢゃあないか!

アバノス


ろくろを回す天才
 ここは焼き物の町。 フセインに連れていってもらった工房で私たちもろくろをまわした。 私は何をやっても天才なのだ。始めてろくろを経験したが、ちゃんと湯飲みの形になってるではないかい? 連れは灰皿を作っているのだとか言っていたが、どー見てもつぶれたお皿にしか見えないのだ。(ーー;)

普通、こういうところで何か作ると「じゃあ焼いてお送りしますねー。」とか言ってくれるのだが、出来たしりから潰されて元の土の固まりに戻されてしまう(ToT) まーしゃーないかっ。こんなモン日本まで送ってくれると言われても送料がかかるだけで、届いたその物体を見てがび〜ぃぃぃんとなるのは間違いないのだ。

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