トルコ旅行記
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5/6 セルチュク←→エフェス

 パムッカレのペンションのすぐ前から次のセルチュク行きのバスが出ていた。
観光地だけあって乗客は外国人旅行者が多い。
早朝、セルチュクに到着。セルチュクはエフェス観光の拠点。
とりあえず一応旅行者なんだし、観光でもしようという事でエフェス考古博物館へ行った。
古代ローマ時代の彫刻や石棺などが多く展示されている。アルテミス神像は誕生・多産の神で
胸から腰にかけて豊満な乳房が無数にある。
アルテミス神像 レリーフ

 夜は、某有名観光ガイド本にも紹介されている『年男さん』と呼ばれるトルコ人に声を掛けられたので、その一味と食事した。本の通り奢ってくれて美味しい自家製アップルワインもご馳走になった。しかし、こいつ等相当の悪党である。人間はイイのかも知れないけど、うまい事言ってディスコみたいなところに連れて行って、飲ませて一発やろうって連中だったのである。

 私は、連中の魂胆が見えてたし食事で帰ろうとしたが後の二人がイケナイ。
その後もついて行くと言うので、仕方なくついていった。飲んだあと案の定一人ずつに分けられて、私は教会跡の丘へ行った。いくら日本に彼氏が居ると言っても「彼は彼で日本で好きな事やってるんだから、あなたも好きなことしよう」「ねぇねぇ」ってな具合で誠にしつこい。(-"-;)
いい加減うんざりしたので、気分悪いゲーッてな芝居をして早々に退散する事にした。

 私の退散は成功したけど、あとの二人が心配だった。
でも子供じゃないし、ちゃんと切り抜けてるだろう事を願いつつ先に寝た薄情な私。(^^ゞ
しかし、奴らはこうやってバカな日本の女の子を何人もたぶらかしているに違いないのである。
日本の女よ!もっと賢い行動しなさい!

5/7 セルチュク←→エフェス

 今日はエフェス観光の目玉、エフェソス遺跡に行く。
エフェソスは紀元前10世紀ごろのイオニア人の植民に始まり、その後近隣の様々な王に支配され、アレキサンダー大王の武将リュシマユスによって都市が再建されヘレニズム時代の代表都市となった。その後ローマ帝国の属領となり、その後の繁栄を見る。

トルコにある遺跡のなかで比較的発掘・復元のしっかりした遺跡で、特にケルルス図書館の正面玄関は圧倒される美しさである。その他興味深かったのは、ローマ時代の公衆トイレ娼館の広告である。公衆トイレでウンコの化石が無いか覗いてみたが、そんなモンは無かったのである。(・_*)\ペチ
ケルルス図書館 公衆トイレ 娼宿の広告

エフェソスのテアトル(大劇場)は、さすがにでっかかった。ここで可愛い犬に会った。
犬は耳や顔のまわりに、変な灰色の虫をいっぱいくっつけていた。足がモゾモゾ動いていて、小豆大で平べったい虫だった。始めて見たので、何の虫か分からずノートに絵を描いて日本に帰ってから獣医さんに聞いてみた。な・なんとソレがかの有名なダニだったのだぁぁぁぁっ。
その後のネパールで、またまた犬達にいっぱいくっついているのを見る訳だが、まさか自分ちの犬にまでくっついているのを見るとは思わなんだ。(-"-;)
自然が残っているところには必ず居るものなのであーる。日本の皆さんもダニ対策はきちんとしよう!

 話しがそれたが。。。
聖ヨハネ教会跡 城塞

夕方、セルチュクに戻って聖ヨハネ教会跡と、その上にある城塞へ行った。
使徒ヨハネが住み、ここで亡くなったといわれる教会は建物の一部が残るだけのものになってしまっている。
城塞は、本当は立入禁止みたいだったけど、地元の子供達の遊び場になっているようで、子供達が案内してくれて塔の上まで登らせてくれた。城の上から見た夕焼けは本当に美しかった。
赤く染まったセルチュクの街を見ていたかったが、周りには灯りがまったくなかったので暗くなる前に降りなければならなかった。ざんね〜ん。

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