最終回:「そして、うじゃうじゃ・・・。」
「キャバがうじゃうじゃを味わいたい!」で始まった私の一大事も、今では自宅でお手軽にそれを楽しむことが出来るようになった。 見渡せば、今は亡きメリーに始まり、母犬のモモ、そしてギャング達・・と、3代に渡ってボロボロにしてくれたソファーや、かじられて脚が細くなってしまった食卓のイス、所々毛を抜かれているホットカーペットなど、悲惨な状態のはずなのに、なんとなく微笑ましい。 おっと!そう言えばもうすぐ家庭訪問の時期だ。なんとかしなくちゃ! 悲しい想いをしたこともあったが、やっぱりモモに子供を産んでもらって良かった。 この子達がいなかったら、こんなに毎日笑ったり、はしゃいだりすることはなかっただろう。 ギャング達も可愛いだけでなく、個性がしっかり出てきた。
も、人と目が合うと急に表情が変わり「カワイ子ちゃん」になって、身体をくねらせながら寄ってくる。 人間だったら明らかに同性に嫌われるタイプだ。 でも、そういう子だとわかっていても「ひな」は可愛い。 ちなみに名付け親は娘で、例によって「ジャニーズJr.」と、なにやら関係があるらしいが、まぁ、いい。 今回、娘が一番世話をしたのだからその位の自由は許そう・・・。
が、庭を走り回るのが大好きだ。 耳をなびかせ走り回るその姿は、自然児そのもの! なぜか、朝起きてすぐはこの子が一番テンションが高い。 寝ぼけ眼の私のアゴに頭突きをお見舞いしてくれるのは、いつも「てんてん」だ。そのせいで私は自分の歯で唇を切り、流血したこともあった。 血圧、高いんか?あんた。でも、可愛いゾッ!
「DNA」おそるべし! この子は生まれてすぐに、絶対ウチに残すと決めていたので実はあまり手をかけなかった。 他の子は、どこかのお家に行ってしまう可能性があった分なにかと世話を焼いた が、それが解っているかのようにこの子はマイペースで自分の好きなようにやっていた。 そのせいか、トイレの覚えも一番遅い。 子育てに手を抜くと、どこかで敵をとられるものだ。
時々、悪いことをしては娘に「はなくそ!」などとなじられているが、姉妹喧嘩のようなものだ。 しかし、「はなくそ」は、ヒドイ上に幼稚だぞ!娘よ。 色々あった今回のドタバタ劇だが、これ以上犬は飼えないから、もう「次回」はない。 考えに考え、勉強して臨んだつもりの交配・出産だったが、もっと勉強していれば、よそに行った子も含めギャング達はきっと7匹のままだったろうし、母犬のモモのストレスももっと軽減出来たと思う。 これから、愛犬に子犬を産ませたいと思う人には是非私の二の舞をされないよう、 しっかり経験者に相談して臨んでいただきたいと思った。 一から子犬を育てるという作業は、それはそれは大変だが本当に素敵なことだ。 でも、覚悟がいる。 生まれた子を全部育てることになってもいい、という覚悟。 ヘソクリが全部、羽が生えたように飛んでいってもいい、という覚悟。(トホホ) 家中が、破壊されるかもしれない、という覚悟。 毎日、床の拭き掃除をする覚悟。 もっともっと、あげればキリがないが、子犬からの見返りは「んんんんん!」と、息が出来ないくらい執拗な「口撃」、そして「愛おしさ」。 どんなにイヤなことも、悲しいことも子犬達が忘れさせてくれる。 これは、お金では買えない。 これからこの子達にどんなことが起きるのかわからないけど、一緒に楽しい時間がいっぱいできますように・・・!! 長い間、「ギャングがやって来た!」いやいや、「天使がやって来た」を読んで頂いてありがとうございました。 これからも、皆様のワンちゃん達が元気で幸せでいますよう心から祈りつつ、今回をもちまして終わらせていただきます。 すべてのワンに幸あれぇぇぇぇっ! 最終回:おわり |